Alumni Talks#6 PEファンドによるバリューアップ

今回のテーマは、「PEファンドによるバリューアップ:日中比較で浮き彫りにする最新トレンド」

 

 

PEファンド(アドバンテッジパートナーズ)で多くのアジアの案件を手がけてきた、リチャード・フォルソム氏(WG'90)アドバンテッジパートナーズ 代表パートナーと束原俊哉氏(WG'96)同パートナー、のお二人による対談形式によるセッションを持ちました。フォルソムさんはまさに日本のおけるPEファンドのパイオニアで、まだ日本の法制度がPEを始めるのに十分でなかった時代から、PEの日本における可能性を信じてアドバンテッジパートナーズを立ち上げられた話、そしてなぜアジアに出ていかれたのかの話を(完璧な日本語で)聞かせていただきました。束原さんは2007年からAPに入り、具体的に手がけた案件の事例を、現場感のあるお話お混じえて紹介してくれました。お二人の話から、APの特徴である、MBI(Management Buy-ins)の意味することころをよく理解できたのではないかと思います。また、中国の案件と日本の案件の紹介をそれぞれ2社ずつやっていただき、その上で成長性や会社の沿革や課題の違い、ディールにおける慣習の違いなどを比較することで、特徴を浮き彫りしていただき、大変興味深いセッションとなりました。セッションの後に4Fの盤古殿でレセプションを行い、21人が参加して、WCJのPE+VCのサブグループのネットワーキングを図りました。