Japan Trek 2017

今年も3月初旬の春休みを利用して、ジャパントレックを開催し、110名超のトレッカーと日本を訪れました。無事トレックを終え、トレッカーから労いの言葉をかけてもらった時に、オーガナイザーをやって本当に良かったと思えました。ここで、半年間の準備を振り返りつつ、ご報告としたいと思います。

 

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入学直後からジャパントレックの時期や旅程について質問されることが多く、先輩方が努力を積み重ねられ、認知度も期待も非常に高いトレックになっていることを実感しながら、準備がはじまりました。

 

最初の大きなイベントは、11月に行ったトレッカー募集です。今年は、昨年まではなかった南アフリカトレックの開催や、円高によるトレック費用の値上げといった不安要素がありました。しかし募集を開始すると、販売開始直後からリストは次々に埋まり、数時間後には売り切れ、100人以上のウェイトリストができました。結果的には、大統領選後の急激な円安という神風が吹き、トレック費用の値下げが可能になったことなどもあって、昨年と同数の参加者を集めることができました。

 

トレッカーの人数が確定した12月後半からは、試験勉強や就職活動(12月と1月は夏のインターン獲得の山場となります)など、オーガナイザーはそれぞれに忙しい合間を縫って、観光や宴会の準備を進めました。個人的には、「ジャパントレックはロジが完璧だし、宴会も盛り上がるらしい」という評判に、ちょっとしたプレッシャーを感じていました。しかし、数多の失敗できないプロジェクトや接待をこなしてきたオーガナイザーたちは、学生旅行とは思えないクオリティで旅程をブラッシュアップし、宴会では表情一つ変えずにキレッキレのダンスを披露していました。日本のビジネスパーソン恐るべし、と感じた瞬間です。旅行中オーガナイザーとの連帯感を深められたこともよかったです。

 

ジャパントレックを通じて、日本を好きになってくれるWharton生も少なくありませんし、何より、トレッカーやオーガナイザー間の親睦を深められる貴重な機会として、今後もジャパントレックが続いてくれれば嬉しいかぎりです。(文責:松倉)