『2030』読書会イベント

2021年5月28日(金) 20:00 - 22:00にWharton Schoolのマウロ F・ギーエン教授を招いて、読書会を開催いたしました。

ギーエン教授のベストセラー、”2030 – How Today’s Biggest Trends will Collide and Reshape the Future of Everything”を取り上げ、日本最大級の、“行動するための読書会”ネットワークのリードフォーアクションとのタイアップして約400名の方にご参加いただきました。

 

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社会学者兼政治経済学者、グローバルトレンドの最先端をいく専門家であるギーエン教授から、2030年の未来のトレンドについて話していただき、とても学びが多い機会となりました。WG92 神田昌典さんをゲストモデレーターとして、MC & ファシリテーターとして堀口ミイナさん、同時通訳でWG94大竹純子さんが参加してくれました。

 

当日はイベントの前半で本の全体像・エッセンスをつかむ洋書読書を体験していただき、後半ではギーエン教授と神田さんとの対談を行いました。 ファシリテーターの堀口さんのスムーズなリードで、一つひとつ丁寧に本の読み方を教えていただきました。その後、アメリカから教授にご参加いただき対談を行いました。トピックは、社会的格差のトレンドから今後の女性の社会的地位の向上やアフリカが秘めているポテンシャル、など幅広くお話ししていただきました。

 

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この本の中でも書かれている、「世界の富のシフト」や「アフリカの消費者社会のポテンシャル」「環境問題対策に関する都市部の重要性」という内容は特に印象的でした。今後、様々な面で大変革が起こることを示唆している内容も盛りだくさんでした。また、新型コロナウィルスの影響でこの2030の予測が、2028年に前倒しになるだろうともおっしゃっていました。

 

最後の質疑応答のコーナーでは、SDGsやブロックチェーンなどの質問も寄せられ、ギーエン教授にはとても分かりやすく答えていただきました。これからより大きな変化を迎える世界を実感し、一人ひとりが今後の人生、進路、働き方などを考えさせられる機会になったのではないかと思います。

 

最後にはなりますが、今回の企画を実現をしていただいた神田さん(WG92)をはじめ、リードフォーアクションの方々、大竹さん(WG94)に感謝申し上げます。

 

ゲスト:マウロF. ギーエン教授

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ペンシルベニア大学ウォートンスクールで国際経済学を専門としている社会学者、政治経済学者、グローバルトレンドについて最先端をいく専門家のひとり


モデレーター:神田昌典、WG92

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アルマ・クリエイション株式会社 代表取締役
一般社団法人リードフォーアクション 代表理事

上智大学外国語学部卒。ニューヨーク大学経済学修士、ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士。