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インパクト投資の実情と課題:米国での投資事例を用いて
ペンシルベニア大学ウォートン・スクール・ファイナンス学科長David Musto教授とBulent Gultekin准教授をお招きし、5月22日に日本橋にてセミナーが行われました。
Musto教授は、近年ますます脚光を浴び、多くの資金を集めて成長するインパクト投資の定義・現状・問題点について、お話頂きました。データを使いながら最も基本的な事柄をカバーする、非常にInformativeな講義でした。Gultekin准教授は、トルコ共和国中央銀行総裁、ポーランド民営化省チーフアドバイザー等の要職を歴任された、ユニークなご経歴の持ち主。そうしたご経験から、現在は発展途上国の中・低所得者層向けファイナンスに関わっておられます。ファイナンスとは本来、一部の富裕層のマネーゲームの道具ではない事。産業の発展に貢献し、実社会を豊かにし、人の人生を一変させる素晴らしい力がある事を思い出させる90分でした。